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| 去勢手術は雄が対象となり、一般的には雄性ホルモンを分泌する精巣を摘出する方法です。 この他にパイプカットという方法もあります。これは、精巣は摘出せず精子の通り道の輸精管を途中で切断します。この手術は精巣が残っているので雄性ホルモンは分泌され、雄としての性格・体形・性行動(尿のマーキング、マウンティング等)は持続しますが、精子が出ないため交尾をしても雌を妊娠させることはありません。しかしながら雄性ホルモンが関与している前立腺の病気、精巣や肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアの予防効果もありません。 避妊手術は雌が対象となり、一般的には雌性ホルモンを分泌する卵巣と胎仔を成長させる子宮を摘出する方法です。この方法は雌性ホルモンの分泌が無くなるので発情徴候(雌犬の発情出血、雌猫の発情時の異常な鳴き声)も無くなります。さらに、雌性ホルモンの影響を受ける乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、鼠径ヘルニアの発生率も減少します。 その他の避妊手術の方法は、卵管結紮(卵巣と子宮の間の輸卵管を縛り排卵された卵子を子宮に到達できなくする。卵巣は残っているため雌性ホルモンは分泌され発情徴候はあるが妊娠はしない)、卵巣割去(卵巣だけを摘出する。発情徴候は無いが、子宮の病気になる可能性がある)、黄体ホルモン製剤の投与(埋没薬の効果が続くあいだ発情徴候がない)等があります。 |
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