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| 狂犬病予防注射の時期が近付いて来ました。 狂犬病は、向神経性の狂犬病ウィルスが原因で、すべての温血動物がかかり、発症した場合は100%死にいたる恐ろしい人畜共通 伝染病です。 原因は、狂犬病に感染した動物に咬まれることで、唾液中のウィルスが傷口より侵入して感染します。 初期症状は、挙動や気質に多少の変化が現れ、進行するに従い落ち着きが無くなり、うろつき回り、普通なら口にしないような物まで食べたりします。更に症状が進むと食物を飲み込むのに苦労するようになり、多量のよだれを垂らし、敵意をむき出しにして咬むようになり、ついには、ケイレンや麻痺を起こして死亡します。 この恐ろしい狂犬病を予防するには、ワクチン接種が最良の方法です。 わが国では、毎年ワクチン接種を法律で義務付けてきた努力の結果、1957年以降一件も発生していません。 しかし、世界の多くの国では現在も発生が見られ、この十年間減少するよりも、むしろ増加しているのが現状です。世界保健機構(WHO)の推定では90カ国以上で発生があり、年間5〜10万人が死亡していると言われます。 長い間、狂犬病の発生の無いわが国においてはその実感が湧きませんが、隣の国の韓国では実際に狂犬病が毎年発生しています。 旅行や仕事で海外に行くことが増加しているのと、無検疫で輸入されるエキゾチックペットなどが増加している状況を考えると、日本にウィルスが入ってくる可能性は十分あり油断できません。 |